学生教育

教育活動は、大学歯学部の臨床教室として、当教室の最も重要な業務のひとつです。
歯学部の学生教育として、歯科治療を顎顔面全体の問題として把握できる優れた歯科医師の育成ならびに、卒後教育として、優れた専門医の育成を行なっております。
昭和大学では、歯学部4学年において歯科矯正学の講義と基礎実習を、5学年において臨床実習を行なっています。
オリジナルの講義資料に基づいての講義は、歯科医師として必要な歯科矯正学の知識の習得を支援しております。
また、外部講師を招いた、他科との連携治療の講義や、外来とのインターネット中継による実際の患者様とのコミュニケーションなど、他大学には類を見ない先進的な教育方法を駆使した臨床教育が実践されております。
厚生省の補助のもとで「患者ロボット」の製作も開始されました。
- ワイヤーベンディングの習得
- 基本的な技工物の製作
- プログラム4 矯正学各論(1)
- 各種技工物のスケッチ、レポート
- タイポドントでの歯の移動様相の経験
- セファログラムトレース実習

臨床実習においては、教授診断の見学、および実際の症例の分析、治療計画の立案、さらに外来での診療補助を経験する事により、 実際の臨床における不正咬合の捉え方と、その治療方法の考え方の習得を目的としています。
また、外来見学に参加する事により、矯正治療の実際や、患者様とのコミュニケーションについて体得する事を目的としています。